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麻疹・風疹の予防接種制度変更を検討 単独ワクチンも公費負担へ:産経新聞3月24日

http://www.sankei.co.jp/news/060324/sha084.htm
麻疹・風疹の予防接種制度変更を検討 単独ワクチンも公費負担へ

 4月1日から麻疹(ましん)と風疹(ふうしん)の予防接種制度が単独ワクチンから混合ワクチンの2回接種に変更されることに伴い、厚生労働省は24日、新制度の対象外となるはずだった単独ワクチンにも公費負担を認める方向で検討を始めた。

 麻疹と風疹の定期接種はこれまで、1歳から7歳半の間にそれぞれ1回接種することになっていた。新制度では麻疹と風疹を同時に予防できる2種混合ワクチンを1歳時と小学校入学前の1年間の2度接種する。

 麻疹か風疹のどちらかにかかったり、どちらか一方の予防接種を受けたりした子供は、安全に考慮し対象年齢であっても混合ワクチンを受けられない。これまでのように単独ワクチンを受けようとすれば、原則自己負担となり、新制度からこぼれ落ちるとの指摘があった。

 2回接種の導入は(1)麻疹と風疹の両方を予防する混合ワクチンによって利便性を高めて接種率を向上させる(2)1度の接種では免疫を得ることができない約5%の人を救済するなどが狙い。

 しかし、混合ワクチンの安全性に対する疑問の声や、最初の接種機会を逃した場合、未接種の期間が長くなる問題も指摘されており、医療関係者からは何らかの経過措置や見直しを求める声が上がっていた。

 制度改正直前の見直しについて、厚労省の塚原太郎・結核感染症課長は「制度改正によって対象外となる子供を救済する措置として、なるべく早い時期に結論を出したい」と話している。

(産経新聞03/24 18:34)



単独でのワクチン接種 容認へ

本日のNHKニュース
単独でのワクチン接種 容認へ

http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/24/d20060324000017.html

はしかと風しんの予防接種は、現在、7歳半までの間にそれぞれ1回ずつ接種することになっています。これについて厚生労働省は、1回の接種だけでは効果が十分でなく、別々に行う現在の方法では、片方のワクチンしか接種しない子どもが減らないとして、来月から制度を見直すことにしています。新しい制度では、はしかと風しんの2種類のワクチンを混ぜて同時に接種する「混合ワクチン」を使い、1歳のときと小学校に入る前の2回、接種するとしています。しかし、いずれかの病気にかかったことがある子どもなどについては、混合ワクチンを接種することの安全性が確認されていないとして、制度の対象から外されています。その結果、こうした子どもはみずから費用を負担して単独のワクチンを接種しなければならず、医療関係者などから批判が出ていました。こうした批判に応えて厚生労働省は、混合ワクチンを接種できない子どもについては単独でのワクチン接種を認め、費用も公費で負担する方針を固めたもので、来月からの新しい制度のスタート後、できるだけ早い時期に実施できるよう準備を急ぐことにしています。

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風しんワクチンの供給調整について

全国的にはあると思うのですが。。。


日本医師会
http://www.med.or.jp/
感染症危機管理対策室
http://www.med.or.jp/kansen/index.html
風しんワクチンの供給調整について
http://www.med.or.jp/kansen/17chi3_246.pdf

第8回ワクチンの研究開発、供給体制の在り方に関する検討会資料(平成18年3月15日開催)

第8回ワクチンの研究開発、供給体制の在り方に関する検討会資料(平成18年3月15日開催)
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb14GS50.nsf/0/a1d2921fab00a4bf49257137001a72c8/$FILE/siryou_all.pdf
がワムネットhttp://www.wam.go.jp/
に公開されましたの提示します。

新聞記事

化学工業日報
http://www.chemicaldaily.co.jp/
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200603/17/02801_4141.html

2006年3月17日(金)
厚労省、ワクチン産業の連鎖的発展構想で提案
 厚生労働省は、第8回ワクチンの研究開発、製造・供給体制等の在り方に関する検討会でワクチン産業ビジョンの骨子案を示し、産官学の連携でワクチン産業を連鎖的に発展させる構想を提案した。国としては、産業ビジョンをフォローアップして関係者が恒常的に意見交換する場の設置、危機管理ワクチンの開発助成および生産支援、国際的水準の開発ガイドラインの作成などに関与。国内ワクチンメーカーには官学との連携に加えて国内製薬大手との提携による発展を促し、危機管理への対応および持続的な安定供給が可能な国内製造体制の確立を目指すシナリオだ。次回4月の会合での意見交換を経て、5月にはビジョンを最終的にまとめる。
 [医療/ライフサイエンス] 


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駆け込み接種急増/はしか風疹対象年齢変更:沖縄タイムス2006年3月19日(日)


http://www.okinawatimes.co.jp/day/200603191300_01.html
駆け込み接種急増/はしか風疹対象年齢変更:
沖縄タイムス2006年3月19日(日)
 4月からはしか(麻疹)と風疹(ふうしん)の予防接種法が変わり、公費負担の対象年齢が狭くなることから、県内の医療機関での「駆け込み接種」が増えている。特に風疹は、普段の約2倍の予約が入っている医療機関も。現在、多くの市町村が、4月以降も従来通り予防接種を受けられるよう自前の予算確保を検討している。ただ、4月から接種ワクチンも変わることから、医療関係者は「できるだけ今月中の接種を」と呼び掛けている。
 はしかと風疹の予防接種は現在、七歳半まで、それぞれの単独ワクチンを公費で受けられる。だが四月からはMRワクチン(混合ワクチン)が導入され、対象年齢も「生後十二―二十四カ月(一歳児)」「小学校就学直前の五―七歳」となる。

 年齢が対象外だったり、はしかか風疹どちらかを受けた者は、片方の単独ワクチン接種は今後は自己負担。市町村や医療機関で差はあるが、どちらも五千円程度かかるため、今後の接種もれが懸念されている。各市町村はこれまで、未接種者に通知のはがきを送付、定期健診や各病院を通し、接種勧奨を行ってきた。

 那覇市のうえはら小児科医院(上原弘行院長)によると、風疹予防接種は今年一月が四十人、二月五十九人で、これまでの月平均二十人の二倍以上に急増。市からの通知で公費での接種期限を知り、予約するケースが多いという。

 上原院長は「はしかは意識して受ける人が多いが、風疹は忘れがち。自治体は一年だけでも公費補助してほしい」と訴える。

 二歳の息子の風疹の予防接種に訪れた那覇市の桃原眞代さん(32)は「息子の体調によって接種のタイミングが合わず、ギリギリで間に合った。自費負担だったら接種を迷ったかも」と話す。

 那覇市内や南風原町などの医療機関でも、予防接種者が通常の一・五倍から二倍に増えているという。

 県医師会感染症担当理事の真栄田篤彦医師(西町クリニック院長)は「特に風疹の駆け込み接種が増えている。どちらか片方を受けた子でも、四月からは対象外となることを知らない保護者もいるはず」と指摘。「各市町村も予算措置を検討してもらっているが、万一に備え、法定内で接種してほしい」と三月中の接種を呼び掛けた。

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子宮頚がん予防のワクチン治験・英グラクソスミスクラインが日本で

子宮頚がん予防のワクチン治験・英グラクソスミスクラインが日本で

日本経済新聞:2006年3月15日 http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060314AT1D1405R14032006.html


英グラクソスミスクライン(GSK)は14日、子宮頸(けい)がんを予防するワクチンの臨床試験(治験)を4月から日本で始めると発表した。子宮頸がんワクチンは米メルクが米国などで承認申請しており、GSKも欧州では申請済みだが、国内での治験は初めてとなる。  GSKは20―25歳の健康な女性1000例を対象に治験を実施する。4月からインターネットのホームページで情報を提供し、参加者を募る。  子宮の入り口部分にできる子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に継続的に感染することが原因とされる。開発するワクチンは、100種類以上あるHPVのうち子宮頸がんの原因の7割を占める2種類の感染予防を目指す。  ワクチンの治験は数十―100例程度を対象に数カ月で終えるケースが多いが、今回は持続感染をどの程度防げるかを確認するため対象数を増やし、数年かけて結果をまとめる予定だ。 (19:00)


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欧州初のロタウイルスワクチンRotarixがEUにて承認取得 2006-03-03

欧州初のロタウイルスワクチンRotarixがEUにて承認取得 2006-03-03

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2006年2月27日ロンドンおよびリクセンサート(ベルギー)発

グラクソ・スミスクラインplc(本社:英国 以下GSK)は、欧州委員会が同社のRotarix
を人から人に感染しやすいロタウイルスに対するワクチンとして欧州連合(EU)において承認したことを発表しました。これにより、乳幼児に対する積極的な接種が生後6週間から可能となり、Rotarix は、欧州初の乳幼児に対する ロタウイルスによる胃腸炎の予防ワクチンとなります。

欧州では、ロタウイルスによる疾患により毎年87,000人の乳幼児が入院しており、診察の回数も700,000回以上に上っています1。EUでは、合計2360万人の5歳以下の乳幼児のうち推定360万人がロタウイルスによる感染性胃腸炎を発症しています2。

Rotarix は、ロタウイルスによる感染性胃腸炎の発症率が最も高い生後6ヶ月から24ヶ月よりも前に早期の段階で予防できる2回接種の経口ワクチンであり、生後約2ヶ月と約4ヶ月に接種します3,4,5。またRotarix は、欧州で乳幼児の定 期予防接種スケジュールに含まれている全ての乳幼児用ワクチンと一緒に投与することができます6。Rotarix は、既に33カ国で承認されており、2005年に初めてメキシコで発売されてか
ら140万回分が供給されています。

フィンランドのタンペレ大学教授のTimo Vesikari博士は以下の通りコメントしています。
「ロタウイルスは、下痢や嘔吐が数日間続くといった子供にとって非常に苦痛な症状を引き起こし、重症な脱水症状をもたらすこともあり、治療をしなければ死に至ることもあります。Rotarix のような安全で有効なワク チンの承認は、医師にとって朗報であり、多くの子供が苦しむこれらの症状を予防できるだけでなく、ロタウイルスによる胃腸炎の発生に伴う治療に必要な医療資源の負担の緩和に貢献することができます。」

ロタウイルスは、乳幼児におけるウイルス性の下痢関連疾患の主要原因と認識されており3、人種や社会経済的地位を問わず世界の95%の子供が、3歳から5歳の間に1回はロタウイルスによる下痢関連疾患を発症しています7。患者が多いため1、ロタウイルスによる胃腸炎に伴う経済的負担は高く、最近の調査では、フランスにおける費用は、年間合計2800万ユーロとなっています10。

ロタウイルスの高い感染率は、疾患の流行の抑制を困難にします。したがって予防接種が、ロタウイルスによる重症な胃腸炎に対して大きな効果を発揮できる唯一の抑制対策として認識されており、疾患予防においても最適な第一選択治療として考えられています。
世界規模で行われた臨床試験でRotarix は、世界各国で出現しているG9ウイルス株を含む最も広く蔓延しているウイルス株(G1および非G1ロタウイルス株)に対して予防効果があることが認められています。同ワクチンの安全性については、最近の臨床試験からプラセボよりも重篤な有害事象が少ないことが示されています。またこの臨床試験の安全性解析では、以前に市販されていたロタウイルスのワクチンで見られる腸重積症の合併症に対する寄与リスクは認められませんでした2。

Rotarix について
Rotarix はグラクソ・スミスクライン バイオロジカルズ社により1997年から開発されていました。Rotarix のウイルス株RIX4414は、米国Children's Hospital of Cincinnatiのリ
チャード・ウォード博士が当初開発した89-12ウイルス株に由来しており、AVANT Immunotherapeutics社から導入されたものです。ロタウイルスによる重症な下痢に対する予防効果があると承認された初の弱毒化ヒトロタウイルス経口ワクチンであり、新しく現れたウイルス株に対しても効果を示すデータがあります。Rotarix は、 高い免疫原性を有しており、経口ポリオワクチンを含む全ての主要の乳幼児用ワクチンと一緒に投与することが可能です6。

欧州における承認に加えてRotarix は、世界33カ国において承認されています(ブラジルを含むラテンアメリカの16カ国、アジアではフィリピンとシンガポールで初めて承認を取得)。Rotarix は、2005年12月にEUにおける医 薬品の品質、安全性、有用性の科学的評価を行う欧州医薬品委員会(CHMP)から肯定的な評価を得ました。本日発表された欧州委員会の承認によりRotarix は、欧州初の乳幼児用ロタウイルスワクチンとなりま す。またRotarix は、75カ国で承認申請されており、米国ではまだ承認されていませんが、GSKは承認に向けた開発後期段階の協議をFDAと行っています。
最近、ブラジル、パナマおよびベネズエラが初めてロタウイルスワクチンをそれらの国における正式な予防接種カレンダーに取り入れました。政府の小児予防接種制度の一環としてRotarix は、これらの国々の公的医療機 関で無料で接種することが可能となります。

グラクソ・スミスクライン バイオロジカルズ社について
GSKバイオロジカルズ社は、ワクチンの世界的なリーダーの1社であり、GSKのワクチンの研究開発および製造の大半が行われているベルギーのリクセンサートに拠点を置いています。GSKバイオロジカルズ社は、1500人以上の研究者を抱えており、新しいワクチンを見出し、重篤な疾患の原因となる感染症を予防するためのコスト効果のある便利な混合ワクチンの研究開発に専念しています。

2005年、GSKバイオロジカルズ社は先進国と途上国の165カ国に12億回分以上のワクチンを供給しました(1日平均300万回分相当)。今後5年間で多くの新たな主要ワクチンの発売を予定しています。これらは、子宮頸がんのためのHPVワクチン、肺炎球菌による疾患予防のワクチン、高齢者用の改良型インフルエンザワクチン、米国における乳児用の髄膜炎混合ワクチンです。


生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。



References
1 Soriano-Gabarro M, et al. Burden of rotavirus disease in European
countries. Paed Infect Dis J 2006:25 (1):S7-S11
2 Ruiz-Palacios GM, et al. A trial to assess the efficacy and safety
of an attenuated vaccine against severe rotavirus gastroenteritis. N Engl J
Med 2006;354 : (1) : 11-22
3 Huilan S et al. Bull WHO, 1991, Vol 69(5):549-555
4 Linhares AC et al. Rotavirus vaccines and vaccination in Latin
America. Pan Am J Public Health 2000;8 (5):305-331
5 De Vos B, et al. A rotavirus vaccine for prophylaxis of infants
against rotavirus gastroenteritis. Pediatr Infect Dis J 2004;23:S179-8
6 Steele AD. Et al. Concomitant administration of live attenuated oral
rotavirus vaccine (RIX4414) with poliovirus vaccines in African infants.
Poster presented at ESPID annual meeting, May 2005
7 Parashar UK, et al. Rotavirus. Emerg Infect Dis 1998;4(4):561-570
8 Dennehy PH. Transmission of rotavirus and other enteric pathogens in
the home. Pediatr infect Dis J 2000;19(10 Suppl):S103-5
9 Parashar UD, et al. Global illness and deaths caused by rotavirus
disease in children. Emerg Infect Dis 2003;9:565-72
10 Melliez H, et al. Mortalite, morbidite et cout des infections a
rotavirus en France. BEH, 35/2005, 175-176

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公費負担の年齢に注意 東京新聞:2006年3月8日

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20060307/ftu_____sci_____002.shtml
公費負担の年齢に注意
来月から、新制度に変更
 麻疹(ましん)と風疹の予防接種の制度が変わり、四月一日からは公費で接種できなくなる場合もある。厚生労働省や国立感染症研究所では三月末までの接種を呼びかけている。制度はかなり分かりにくいので、親は「自分の子を自分で守る」注意が必要だ。

 現在の制度は定期接種といって、一歳から七歳半までの間に麻疹と風疹を一回ずつ、公費で受けることができる。

 四月からは、一歳の一年間に限り、公費で麻疹・風疹混合ワクチンを接種することになる。また小学校入学前一年間の時期にも公費で受けることができる。

 一歳のときに徹底的に接種するのが狙いだが、まだ接種していない二歳以上の子供が取り残される恐れがある。

 麻疹は、二歳で九割程度の接種率。いったん流行が起こると、学校で数十人程度の感染者が出ることもある。風疹はさらに低く、二歳で六割五分程度の接種率にとどまっている。

 国立感染症研究所の多屋馨子・第三室長は「このままでは、いま接種してない子供が、そのまま免疫をもたない“感受性者”になってしまう。未接種の子供は、三月末までにどうしても受けてもらいたい」と話している。

 四月以降は任意接種となり、受けるのに数千円かかる。自治体によっては、四月以降も公費負担で接種ができるところもある。

 麻疹・風疹混合ワクチンは、有効性・安全性を確認のうえ、二〇〇八年をめどに、二回接種が行われる見込み。その場合は、一歳で一回目の接種を受けた子供は、小学校入学前一年間に、二回目の予防接種を受けることになる。一回の接種では免疫がつかないことが数%あり、二回接種により、免疫がつく確率が高くなる。

東京新聞2006年3月8日

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米FDA、インフルエンザのワクチン開発迅速化へ指針案

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060303AT2M0300I03032006.html
米FDA、インフルエンザのワクチン開発迅速化へ指針案
 【ニューヨーク=中前博之】米食品医薬品局(FDA)は2日、インフルエンザ・ワクチンの早期開発を促すための開発業者向けの指針案を公表した。冬場に流行する通常のウイルス向けと、世界規模で大流行する新型ウイルス向けの2種類。ワクチンの安全性や有効性に関する臨床データの集め方や提出方法などを具体的に示した。

 特に大流行が懸念される新型ウイルスのワクチン承認に際しては、簡略化したスピード審査方式を適用。ワクチンに対する免疫反応などの生物学的な指標も、感染防止などの有効性を示すデータとして扱うという。

 鳥インフルエンザウイルスが突然変異し、人に対して世界的大流行を引き起こす事態などに備えた措置。意見を公募した上で指針を確定する。ブッシュ大統領は昨年11月、新型ウイルスの大流行に備え、ワクチンや抗ウイルス剤の開発・備蓄などのために総額71億ドルの包括戦略を発表している。

日本経済新聞3月4日 (22:39)

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予防接種で臼杵市 インフルエンザ助成 中学生以下に千円

http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=02=10=239397=chokan
予防接種で臼杵市 インフルエンザ助成 中学生以下に千円

会見する後藤市長(左)と板井部会長
 臼杵市は八日、同市議会政策討論会から提言のあった、中学生以下のインフルエンザ予防接種費用の市助成について「新年度から一人につき千円を助成する案を三月議会に提案する」と発表した。

 市によると、市議会政策討論会第二部会(板井孝太郎部会長、十三人)が、議会全員協議会(六日)の了承を得て、この日、提言をした。これを受けた後藤国利市長は早速、二〇〇六年度事業に追加することを決めた。対象者(零―十五歳)は約五千人。一般会計当初予算案に三百万円を計上。不足が生じそうな場合は補正予算案で対応するという。

 同市では、昨年、新市の市長に就任した後藤市長が、「四位一体の改革(市民、市職員、市議、市長が一体となって新しい臼杵市をつくる)」を掲げ、市議会に政策立案機能の強化を働き掛けてきた。

 市議会ではこの取り組みの一つとして、会派や委員会などとは別に任意の三部会を設置。それぞれ市の課題や解決策などを市長、助役らと積極的に議論する政策討論会を開いてきた。

 第二部会は「子育てしやすい臼杵市にしたい」と、子育て支援に絞って取り組んできた。一月末にシンポジウムを開き、市民の声を聞くなどして「インフルエンザ予防接種への市助成」の提言をまとめた。

 板井部会長は「一生懸命取り組んだ結果が形になり、非常にうれしい」。後藤市長は「限られた予算の中で何をするかを選ぶのは非常に難しい。議会が煮詰めて結論を出したことについては、大切に実現していきたい」と話している。

http://www.oita-press.co.jp/ 大分合同新聞 [2006年02月10日10:03]

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