原発災害の情報など (休止) -21ページ目
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アメリカでの予防接種状況&CDCのパンフ(翻訳あり)

Shigeruさんからの情報です。


研究留学ネットサイトから、
http://www.kenkyuu.net/index.html

アメリカでの予防接種について
http://www.kenkyuu.net/guide-5-02.html


各ワクチンについては、親向けの分かりやすいパンフレット(英語)が

疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)の
http://www.cdc.gov/nip/publications/VIS/default.htm にPDFファイルとしておいてあります。

また、第3者機関がこれらのパンフレットの一部の日本語訳を作っています。(http://www.immunize.org/vis/#japanese


この中にインフルエンザ桿菌タイプBワクチン

(Haemophilus Influenzae type b vaccine)
http://www.immunize.org/vis/jp_hib98.pdf
がありました。


ワクチンを製造している会社のインターネット情報

shigeruさんから頂戴した情報です。


ワクチンを製造している会社のインターネット情報

○細菌製剤協会
http://www.wakutin.or.jp/

上記のリンク集からたどることは可能ですが、UPしますので参考に
してください


1.社団法人 北里研究所
http://www.kitasato.or.jp/rcb/

2.武田薬品工業株式会社 健康管理とくすりの情報 予防接種・ワクチン
http://www.takeda.co.jp/pharm/jap/vaccine/index.html

3.財団法人 化学及血清療法研究所
http://www.kaketsuken.or.jp/index.html

4.財団法人 阪大微生物病研究会
http://www.biken.or.jp/

5.デンカ生研株式会社
http://www.denka-seiken.co.jp/japanese/a-index.htm

6.日本ビーシージー製造株式会社
http://www.bcg.gr.jp/

7.財団法人 日本ポリオ研究所
http://www.jpri.or.jp/

8.万有製薬株式会社
http://www.banyu.co.jp/

9.明治乳業株式会社
http://www.meinyu.co.jp/index.html

10.田辺製薬株式会社
http://www.tanabe.co.jp/

11. 第一製薬株式会社
http://www.daiichipharm.co.jp/

12. 山之内製薬株式会社
http://www.yamanouchi.com/
http://www.astellas.com/jp/

13. 藤沢薬品工業株式会社
http://www.fujisawa.co.jp/
http://www.astellas.com/jp/


日本ワクチン学会

ワクチンに関する学会には

日本ワクチン学会(The Japanese Society for Vaccinology)
があります。
http://www.jsvac.jp/

年2回ニュースレターも発行されています。
http://www.jsvac.jp/newsletter.htm

日本ワクチン学会は
「ワクチンの事典」
http://www.meteo-intergate.com/catalog/product_info.php?manufacturers_id=273&products_id=6075
を出版しています。


第9回日本ワクチン学会学術集会
会長: 大阪府立公衆衛生研究所 奥野 良信
会期: 平成17年10月15日(土)、16日(日)
会場: 大阪国際交流センター

〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8丁目2番6号
TEL: 06-6772-6729 FAX: 06-6772-7600
http://www.jsvac.jp/meeting09.htm


参加する予定ですからその際報告します。

麻疹及び風疹定期予防接種の2回接種の導入・接種スケジュールについての要望書

麻疹ワクチンに関しての情報の追加です。

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2.現在,生後12ヵ月から90ヵ月の間に1回接種することに定められている麻疹ワクチンを諸外国並みに2回接種にする準備が進められています。これ自体は歓迎すべきことですが,接種対象年齢を,1回目;生後12ヵ月から6ヵ月,2回目;就学前の半年間との案が有力なので困惑しています。

ともに半年間の接種期間では90%以上の対象者が接種を済ませることはほとんど不可能であることは接種率の調査から明らかなのですが....、

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小児科学会の要望書をご紹介します。


■■ 麻疹及び風疹定期予防接種の2回接種の導入および
その接種スケジュールについての要望


平成17年6月26日

厚生労働省 健康局
結核感染症課長 牛尾 光宏 殿

社団法人日本小児科学会
会長 衞藤 義勝

「麻疹及び風疹定期予防接種の2回接種の導入および
その接種スケジュールについての要望」

http://plaza.umin.ac.jp/~jpeds/

http://plaza.umin.ac.jp/~jpeds/saisin-j.html

上記サイトの該当文をご参照ください。

Hibワクチン 

■Hib感染症とは何か?


Hibワクチンとは、インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンとのことですが、

インフルエンザとは名がつくものの、何故かインフルエンザウイルスとは関係がなく、


「髄膜炎や肺炎などを起こす病原体の細菌です。日本では行われていませんが、欧米では、このヘモフィルス-インフルエンザb型菌の予防接種(ワクチン)が乳幼児に対して行われています。」とのこと。


ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症について (横浜衛生研究所)

http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/hib1.htm


参考:

■「髄膜炎」とは何かが、わかりやすく解説されているサイト。


流行性脳脊髄膜炎ってなんだ? (笹山登生さん)

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=204


日本小児科学会は厚生労働省に対し、Hibワクチンに関する要望書を提出されているようです。


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■Hibワクチン問題


《日本の予防接種行政を考える》
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2003dir/n2547dir/n2547_03.htm
1)世界のスタンダードになっているワクチンの1部が未施行

に述べられているHibワクチンのことも勉強してゆきましょう。

まず、日本小児科学会の要望書を紹介します。


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■■ インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンの早期承認に関する要望書

平成17年6月26日

厚生労働省 医薬食品局
審査管理課長 川原 章 殿

社団法人日本小児科学会
会長 衞藤 義勝

「インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンの早期承認に関する要望書」

http://plaza.umin.ac.jp/~jpeds/

http://plaza.umin.ac.jp/~jpeds/saisin-j.html

サイトの該当文をご参照ください。

BCGについて


1.昨年結核予防法が改正されて,本年4月からBCGの接種対象年齢が「生後4歳に達するまで」から「生後6ヵ月に達するまで」に短縮されました。理由は乳児期早期でのBCG接種を推進するためのようです。これには多くの反対意見があったようですが,自治体での準備が整うまでは「生後1歳に達するまで」にするべきとの専門家の意見も無視された形です。

上記のご意見に対する補足情報を整理して提示します。


(参考)BCG日本小児科学会要望書
http://www.phcd.jp/osirase/05/BCGsyounikayoubou.pdf

小児呼吸器学会見解(2004.11.20)
http://www.phcd.jp/osirase/05/041120kenkai.pdf
BCG接種の質疑応答(山形県と厚生労働省)
http://www.phcd.jp/osirase/05/shitsugioutou.pdf
BCG対応(小児科、産科)長崎県
http://www.phcd.jp/osirase/05/BCGtaiounagasaki.pdf
BCG保健所長会参考資料(2004.12.24)
http://www.phcd.jp/osirase/05/041224BCGsiryo.pdf

というわけかどうか不明ですが、
国立感染症情報センターHP
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html
予防接種
http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
では上段に
○BCGの接種方法と時期が変わりました。
ツベルクリン反応を実施しない直接BCG接種にかわります。
生後3ヶ月から6ヶ月未満の間に忘れずに接種しましょう
となっています。


ワクチン問題を考える・・・情報の整理・・・

ワクチン・予防接種制度に関する情報は2つの点を整理する必要があると思います。

■1.正確で最新の情報(副反応情報も含む)を共有する

■2.日本の予防接種体制の状況を世界的な視点で理解する

上記の2点です。

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■1.正確で最新の情報(副反応情報も含む)を共有する

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同じ種類のワクチンでも、10年前の情報と最近の情報は違うことは

いくつもあります。 製造会社も違いますし、改良されている場合もあります。

また、予防接種制度も毎年変わる状況になってきました。

「予防接種とこどもの健康」や「予防接種ガイドライン」も今年改訂

(2005年改編版)されましたがたぶん、来年度も改訂されると予想します。

すこし、読みづらいですが、2003年版と2005年版の違いがわかるでしょうか?

「予防接種と子どもの健康」

http://idsc.nih.go.jp/vaccine/2003CHealth/  (2003年11月改訂版) http://idsc.nih.go.jp/vaccine/2005CHealth/index.html  (2005年改編版)

「予防接種ガイドライン」

http://idsc.nih.go.jp/vaccine/2003VAGL/index.html (2003年11月改訂版) http://idsc.nih.go.jp/vaccine/2005VAGL/index.html (2005年改訂版)

インターネット上では、2003年11月以前の版さえ見られます。

2005年版は下記が読みやすいと思われます。現在の最新情報ですから

じっくり読んでみてください。


○厚生労働省*予防接種対策に関する情報*(一般向け情報) http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/tp1107-1.html

の中の

「予防接種と子どもの健康」

http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/guideline/2.html

「予防接種ガイドライン」

http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/guideline/1.html

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■2.日本の予防接種体制の状況を世界的な視点で理解する

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下記の図のように、パスポートを携えて海外に渡る日本人は、年間1600万人、海外からの観光客は500万人という状況になってきました。

訪日外国人旅行者数及び日本人海外旅行者数の推移 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kanko/kettei/030424/houkoku-sankou2.html

つまり、感染症対策・ワクチン接種に関しては国内だけの問題ではなくなってきたと思います。

五味晴美先生(米国内科・感染症科専門医,日本医師会総合政策研究機構客員研究員)が

世界的視点での《日本の予防接種行政を考える》としてまとめておられます。

http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2003dir/n2547dir/n2547_03.htm

日本の予防接種行政の問題点

1)世界のスタンダードになっているワクチンは,国内で確実に接種できるようにする

2)迅速かつ適切な情報還元が行なえるよう,政府レベルで,その分野の専門家を育成する

3)ワクチン被接種者が主体の,一本化・一元化された救済制度を確立する

4)地域に基づき,かつ地域格差のない,内容の一貫した予防接種行政を実現する

5)明確なリスクコミュニケーションを市町村レベルで構築する

6)医療従事者のワクチン教育を充実させる

結核のBCGと麻疹(はしか)ワクチン

■決して過去ではない結核の話

最近、塾などでの結核集団感染が話題になりました。また、従来の薬がきかない結核なども増えているという話をききます。結核は決して過去の病気ではありません。隣国、中国では、「結核に感染する患者は約4億人にも上り、インドに次いで世界第2位」とのこと。これだけ国際交流が盛んな現在、予防接種を受けることはとても重要なことです。

さて、日本での現在の状況も、対策先進国とはいえないようで、2003年度の「新登録」患者報告数は31638人、死亡者数は2336人! 患者は東京や大阪などの、都市部に多いそうです。他人事ではありませんね。

★参考サイト

(財)結核予防会結核研究所

http://www.jata.or.jp/

http://www.jata.or.jp/data_tp.html

中国:B型肝炎感染者数は1億2000万人(2002/01/23 中国情報局)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2002&d=0123&f=general_0123_004.shtml



■日本は麻疹(はしか)後進国

さて、麻疹(はしか)はポピュラーな病気ですが、実態は「普通のこどもがかかる病気の中では最も重症の病気」だそうで、致死的になりうる病気だそうです。現実的に年間数十人が亡くなっています。そして、もちろん成人にも感染します。成人が感染すると合併症を起こし重症化しやすく死亡することもあるそうです。

しかも日本は「諸外国から麻しんの輸出国と批判されている」ほど、対策が立ち遅れているとか。先進国、なかでも米国、カナダのワクチン接種率は95%を越えているとあり、下記、感染症情報センターの表6を見ると年間患者数は米国で100人、カナダで28人だそうです。しかも患者の殆どは輸入例の模様。恥ずかしい話ですが、米国に麻疹を持ち込むのは、日本が一番多いとか。日本の予防接種率は「平成11年度77.1%、平成12年度 81.1%であり、ようやく80%を超えたところであるが、地域によっては50~60%と低い」だそうです。そして患者数は年間約10-20万人と推計。この違いはいったい。。

★参考サイト

感染症情報センター「麻疹」

http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/report2002/measles_top.html

静岡県立こども病院 予防接種センター

http://www.pref.shizuoka.jp/kenhuku/kf-14/yobocenter/sessyukanou2.htm

(日本以外の「先進国で接種率が高い理由は、入学・入園時での麻しんワクチン接種が義務付けられていることも大きい」とあります。日本では副作用がクローズアップされていますが、他の先進国ではどうなのでしょうか。薬剤が違うとか、あるのかな?これから調べていきたいと思います。)


日本で行われている結核と麻疹(はしか)対策について、ある先生から、国の対策に関する問題点の指摘をいただきました。


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BCG(結核予防接種)

麻疹ワクチン


1.昨年結核予防法が改正されて,本年4月からBCGの接種対象年齢が「生後4歳に達するまで」から「生後6ヵ月に達するまで」に短縮されました。理由は乳児期早期でのBCG接種を推進するためのようです。これには多くの反対意見があったようですが,自治体での準備が整うまでは「生後1歳に達するまで」にするべきとの専門家の意見も無視された形です。


2.現在,生後12ヵ月から90ヵ月の間に1回接種することに定められている麻疹ワクチンを諸外国並みに2回接種にする準備が進められています。これ自体は歓迎すべきことですが,接種対象年齢を,1回目;生後12ヵ月から6ヵ月,2回目;就学前の半年間との案が有力なので困惑しています。

ともに半年間の接種期間では90%以上の対象者が接種を済ませることはほとんど不可能であることは接種率の調査から明らかなのですが....


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さて、詳細は今後乞うご期待。。。

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